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小牧醸造株式会社
「阿吽の呼吸」の焼酎造り
平成17年3月、宮之城町、鶴田町、薩摩町の3町の合併により新町「さつま町」が誕生した。旧宮之城町を横切る川内川には、川の流れによって削られた岩々が美しい「轟(とどろ)の瀬」とよばれる地元では有名な景勝地がある。小牧醸造株式会社(以下、小牧醸造)はこの「轟の瀬」を見下ろすように蔵を構えている。
創業明治42年の小牧醸造は今も当時と変わらぬ場所で甕仕込みによる焼酎造りを行っている。家族を中心に少人数で現在は年間約1000石、一升瓶換算ではおよそ10万本を生産。製造から瓶詰めといった商品化作業まで全てを蔵に携わる皆で一緒に行っている。
全ての工程において皆が携わることから、現場全体は自然と密な関係となり、お互いを理解することができるようになったという。小牧醸造の焼酎造りはいわゆる「阿吽の呼吸」での焼酎造りとなるわけだ。こうして出来上がった焼酎は、蔵に携わる全ての人が「自分が造っているんだ」という認識を持つことができる。そしてもちろん蔵に携わる全ての人が自信を持って送りだしている焼酎なのである。こうした焼酎造りは昔から変わることなく続けられており、小牧醸造が持つ味の一つであるように思える。
小牧伊勢吉氏の想い
通常、芋焼酎の原料に使われているのは黄金千貫という品種のさつま芋である。収穫の時期はつまり芋焼酎の仕込みの時期。
小牧醸造はこの芋焼酎の仕込みの時期になると毎年県内でもいち早く仕込みが始まる蔵で知られている。しかしこの仕込みで使っているのは黄金千貫ではなく、八百屋によく並んでいる「紅さつま」という青果用のさつま芋で造る焼酎の仕込みである。この仕込みでできる焼酎が「紅小牧」という銘柄の焼酎である。紅さつまを使った焼酎はそれ程数があるわけではない。こうした試みは、何か新しいことをしてみたいという小牧醸造会長の小牧伊勢吉氏の考えである。そんな小牧醸造の代表銘柄は「小牧」。ご自身が黒麹が好きなことからこの「小牧」を黒麹仕込みの焼酎として造り出したそうだ。小牧ができた当時は黒麹焼酎はほとんどなく、厳しい状況に立たされたこともあったそうだ。しかしこの「小牧」は会長の強い信念で造られた焼酎だったのだ。
昭和47年、すぐ横を流れる川内川が氾濫し、地域一体に大きな水害をもたらした。もちろん小牧醸造も例外ではない。これまで営んできた蔵は水没し甕壷や蒸留器など全てが流出してしまったのだ。
当時の様子を会長は「本当に辛かった。しかしここでの焼酎造りを無くさないようにすることだけを考えてやってきました。」と語って下さった。蔵を立て直すために一人で一からのスタートとなってしまったのだ。焼酎造りができない間、桶売りをしながら必至になって建て直してきたという。現在の形で焼酎造りを再開できたのは昭和54年。7年もの年月をかけての再スタートとなったのだ。そしてこの時誕生したのが代表銘柄「小牧」なのである。
代々受け継がれる小牧醸造の焼酎
広島などで修行してきた長男の一徳氏は会長について「会長は難しい人だから、焼酎造りのことを聞いても教えてくれないんです。」という。横で静かに聞いていた会長に後から聞いてみたが「やっぱり家族がこうして一緒に焼酎造りをしてくれるのは本当に嬉しい。辛い時もありましたが、やってきて本当によかったと感じています。」と優しい顔で答えて下さった。そして「昔からのやり方を手抜きをしないで造ること」という会長の思いと前向きな姿勢は確実に一徳氏にも引き継がれている。
一徳氏曰く「今こうして多くの方に焼酎が飲まれている時にこの焼酎をきっちり伝えて後に残すようにしていきたいし、色んな声を聞いて進化していきたい。もちろん昔のものを壊すことではなく。」と。
甕仕込みの焼酎蔵、小牧醸造は代々受け継がれてきた熱い思いと向上の精神が更なる銘酒を産み出してくれるに違いない。
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小牧醸造株式会社
住所:鹿児島県薩摩郡さつま町時吉12番地
TEL:0996-53-0001
FAX:0996-53-0043
URL:
http://www4.synapse.ne.jp/komaki/