
焼酎を飲むと血栓症の予防になるってご存じですか?血栓症は心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などを引き起こす非常に怖い病気で、血管の中の血塊が原因になっています。血栓症に関する研究を専門にしている倉敷芸術科学大学教授の須見洋行教授(医学博士)の実験によると、いろいろな種類のお酒を被験者に飲んでもらって一時間後に血液中の血栓溶解酵素の濃度を調べたところ、本格焼酎を飲んだグループは、ワインに比べても約1.5倍になっていて、本格焼酎の効果が飛び抜けて高いことが明らかになりました。本格焼酎の中でも、芋焼酎や麦焼酎が特に効果的で、連続蒸留により純粋なアルコールに近くなった甲類焼酎などは、ほとんど効果が見られないそうです。今のところ本格焼酎に含まれるどの物質なのかはまだ特定できていませんが、どうやら揮発成分ではなく、蒸留残部、つまり沸点が高く蒸留してもそのまま蒸留液の中に残るフーゼル油などの成分が原因のようであるというところまでは分かってきたそうです。

もちろん、飲めば飲むほど効果が上がるというものではなく、普通にいわれているのは純粋アルコール量で一日当たり30ml程度が適当だそうで、15度のお湯割で飲むとすると、一日一合から二合程度が適量ということになります。

血栓症が原因による死亡率はがんよりも高いそうで、女性より男性の方がその確率は高く、高齢になると多発するようになります。また、ストレスによる影響も大きく、例を挙げると、日曜日の夜から月曜日の朝にかけて午前2時〜4時頃に血が固まり、明け方病院に搬送され、十時頃亡くなるというケースが非常に多いそうです。須見教授いわく、この魔の時間帯を切り抜けるためにも、日曜日の夜は焼酎でも飲んでリラックスすることが大切なのでは、ということです。
|
 |